「段差解消改修 大阪府下全域」

段差解消改修|踏み台/スロープ
リフォーム実績No.019

【設計・施工のポイント】
 段差解消の改修事例です。上り框や敷居など,室内には各所に段差が点在しています。段差が大きな上り框には,踏台や手摺を取り付けることで段差の負担を軽減します。
  室内での転倒の危険性が高い10mmから30mm程度の敷居の段差には注意が必要です。敷居を撤去できるのであれば,ない方が理想的ですが,ホコリやすきま風が侵入しやすくなります。撤去できない場合は,スロープ板などで転倒防止を図ります。

・建物構造:木造,鉄骨造,RC造
・施工場所:上り框,敷居
・工事期間:1日
・施工場所:大阪府下全域
・備   考:別注製作

段差解消踏台

【木造戸建】

室内との段差が約52cm。

四段式の現場製作の踏み台です。
材料はパイン集成材を使用。

片側手すりは,マツ六BAUHUS木製手すりシリーズ。

段差解消踏台

玄関からの出入りより,はき出し窓からの出入りの方が動線が短く,広いスペースでの靴脱ぎも可能ということで,今回のような踏み台工事を実施しました。

 

段差解消踏台

【木造長屋】

室内との段差が約40cm。

弊社工場製作の踏み台です。
材料はパイン集成材ウレタン塗装仕上げ。

段差解消踏台引出し付

【木造長屋】

室内との段差が約40cm。
パイン集成材にウレタン塗装仕上げ。

サイズは間口1280×奥行350×高さ200です。

段差解消踏台引出し付

【木造長屋】

踏台に引き出し収納をつけた特別仕様です。

スロープ台

【木造長屋】

車椅子で出入りできるように,取外し可能なアルミ製スロープを設置した事例です。

スロープ台

【木造長屋】

アルミ製スロープを設置した状態です。

玄関にかなりの奥行がないと,スロープ台を設置できないことが良くわかると思います。

敷居撤去

【メーカーハウス戸建住宅】before

敷居撤去前。

トイレ入口に約9cmの敷居段差があります。

比較的新しいメーカーハウスですが,なぜトイレだけこのような高い敷居にしたのでしょうか?

敷居撤去

【メーカーハウス戸建住宅】after

敷居撤去後。

既存の敷居を撤去したのち,薄敷居を入れれば完成です。ドア下は,すき間が大きくなるので,同じ厚みの材料で継ぎ足します。

簡単なように見えますが,敷居の補修には意外に時間がかかります。すき間ができないよう,寸法をあわせながら固定します。

敷居撤去

【木造戸建】before

敷居撤去前。

この年代の建物は,構造上必ずといっていいほど3〜4cm程度の敷居があります。

敷居撤去

【木造戸建】after

敷居撤去後。

敷居の下には,たいてい床下地がないので,下地を補強してから,薄敷居を入れます。

段差が解消され,これでつまづく心配はありません。

木製スロープ

【マンション】

10年以上前のマンションには,玄関ドア下に10cm程度の段差があることが多いです。

車椅子を使用する場合に,スロープがあるとずいぶんと出入りがスムーズに行えます。

別注木製スロープウレタンクリア塗装仕上げ。 

腰掛台

【市営団地】

市営住宅の靴脱ぎばの傘立てや下駄箱を置くスペースに腰掛台を取り付けた事例です。

団地などでは,上り框の段差が小さいので,高齢者にとって靴の脱ぎ履きがしにくいものです。腰掛台があると,ずいぶん楽に行えます。

無塗装の杉集成材を使用しての現場製作。