欠陥住宅被害について

 増え続ける欠陥住宅被害問題。建築現場に見られる施工不良や手抜き工事の数々。
 国民生活センターや消費者センターに寄せられる相談件数は、ここ数年増加傾向にあります。全国各地で行われる建築士や弁護士、学者らによる「欠陥住宅110番」においても、毎回多くの相談が寄せられています。なかでもとりわけ、建売住宅に関する苦情が圧倒的に多いのです。相談内容は雨漏りが最も多く、続いて亀裂、傾斜、基礎など。建物の構造別では木造が最も多く、階層別では3階建てが最も多い。これらのデータから、木造3階建ての建売住宅が、欠陥住宅被害に遭う確立が高いということになります。
  こうした被害に遭遇しないためにも、業者にまかっせっきりではなく、消費者自身も建築に関する知識を身につける必要があります。ここでは、欠陥住宅を手に入れないための役立つ知識と情報をご提供します。

 
平成15年度の「欠陥住宅110番」

 

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